【報告】じんけんディフェンダー入門講座を終えました!

八尾識字日本語連絡会主催、識字・日本語センター協力で「じんけんディフェンダー入門講座」を開催しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

第1.2回 テーマ:基礎編

2日間連続のワークショップを開催し、現代の差別構造などを学び、行動力を育むきっかけとなる多様性教育の基礎的な事柄を学びました。2日間のプログラムは、「わたしからはじまり、差別をみぬく力を培い、行動するちからをはぐくむ」ということを基本に成人基礎教育の場でいかせる内容に組まれています。

<プログラム>

*歓迎と紹介(多様性教育の構成原理)
*参加者みんなでつくるこの場のルールづくり
*「生まれながらのわたしは?」(「特権」)
*「伝言実験」(うわさ、5W1H)
*「あなた任せメッセージ」
(アサーション、5W1H、うわさ)
*「ほしい、ひつよう、とうぜん、けんり」
(子どもの権利条約から考えるわたしたちの権利)
*「体験はダイヤモンド」
(「味方」になれる、行動する力をはぐくむ)
*「識字・日本語教室あるある問題」
(識字・日本語教室での問題をもとに解決策を考える)
*「行動計画づくり」
(回転ブレーンストーミングを使って解決策を考える)
資料:学習者を中心とした教室づくり
※PRIAの教育観シート
資料:新自由主義と闘うために
・持ち帰るもの、捨てるもの

第3回 テーマ:綴り方

大阪市内の識字学級学習者4人と学習パートナー1人に講師となってもらい、このかん書き溜めた作文の発表と、生活や生い立ちを綴ることの意味などについてお話いただきました。

第4回 テーマ:在留外国人

政府による調査報告書等をもとに在留外国人のおかれている状況を知り、市民として何ができるかをワークショップを通して考えました。

 

参加者のみなさんから今後もこのような取り組みを続けて欲しいというご意見をいくつもいただきました。2025年度も引き続き講座を企画し実施していていきたいと思います。よろしくお願いします。

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