識字・日本語センターとは
識字・日本語センターは、2002年に識字・日本語センターとして開設し、2006年「おおさか識字・日本語センター」と改称。大阪府、大阪市、堺市、(財)大阪府人権協会、識字・日本語連絡会の協力と連携で運営してきました。大阪府をはじめ行政からの補助金などで、識字・日 本語にかかわる相談や情報の発信など7つの機能を果たすために、行政との協働で運営されてき ました。
しかし、2008年、大阪府財政再建プログラムが発表されると、2009年度からセンター に対する行政からの補助金がなくなりました。
その後は様々な事業委託や補助などを活用しながらセンターを継続する努力を重ねてきました が、ここ数年は専従職員も1人だけという厳しい状況が続いていました。そして2015年には、専従職員が置けない事態となりました。
私たちは、大阪府識字施策推進指針にもしっかり書かれている「識字・日本語セン ター」の役割は益々増大していると考えています。 そこでボランティアが集い、できることを縮小してでも、センターを継続することを決定しました。
具体的な活動
- センターのホームページで「教室情報」などを今までどおり提供すること
- ホームページで様々な情報発信につとめること
- 行政との各種会議を開き、教室運営者の声を伝えていくこと
- これからは識字・日本語連絡会との連携を以前にも増して取りつつ、民間団体として活動を展開する
以上を基本とします。細やかで素早い対応はできないかもしれませんが、識字・日本語センターの灯を消すことなく守っていきたいと思っていますので、以前にも増したご支援とご協力をお願いいたします。
現在の状況
識字・日本語センターは、2015年より、できることを、できるかたちで、できる人が というボランティアによる運営体制です。しかし、これまでセンターが培ってきたものを大切に守り、さらなる発展を願い、2018年におおさか識字・日本語センターから識字・日本語センターへ改称しました。識字・日本語センターのあるHRCビルに来られても、相談、問い合わせ、 資料の閲覧などには応えられません。みなさまにはご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了解をお願いします。
7つの機能
- 教材の作成・提供
- 相談活動
- 情報の収集・提供・発信
- ネットワーク化の推進
- 啓発資料の作成・提供
- 調査研究とその成果活用
- 人材の養成