2023年1月28日(土)、大阪教育大学天王寺キャンパスにて、第8回識字・日本語学習研究集会part2を開催しました。オンライン参加者を含め約100人の方にご参加いただきました。
当日ご参加いただいたみなさま、ボランティアとして運営を担ってくださったみなさま、ありがとうございました。大寒波の影響から交通事情など不安がありましたが、当日は晴天となり順調に開催することができました。
2022年9月に研究集会part1として全体会を開催しました。今回は、分科会として3分科会を開催しました。分科会については以下をご覧ください(大阪教育大学WEBサイトより転載)。
【第1分科会】
この研究集会は、毎回、学習者による報告・発表を位置づけています。今回の第1分科会では、識字教室(学校)や夜間中学の学習者・生徒が登壇し、それぞれの経験を発表しました。会場にも各教室(学校)から学習者や学習パートナー、教員も参加し、意見を交流しました。それぞれの発表に共通してあったことは、”なかま”の存在でした。
【第2分科会】
第2分科会では、昨年9月の全体会ののちも検討会を開催し、議論を続けている、大阪府内の識字・日本語教室ボランティア・夜間中学教職員意識調査についての報告と討議を行いました。
まず、研修や「寝た子を起こすな」論に関わって府民意識調査や他府県の教職員意識調査との比較・分析の報告と提案がありました。その後、被差別部落の識字、地域日本語教室、夜間中学各領域からそれぞれ分析・提案をした。報告内容をうけて会場参加者とグループワークを行いました。討議した内容を踏まえ、さらに検討会を重ね、今後、提言につなげる予定となっています。
【第3分科会】
第3分科会では、はびきの自主夜中、橿原市畝傍中学校夜間学級、和歌山県教育庁での取り組みについて報告がありました。それぞれの報告から、多様な学習機会として、識字・日本語・基礎教育機会の広がりについて検討しました。
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