【報告】だい34かい よみかきこうりゅうかい2023

「だい34かい よみかきこうりゅうかい2023」が11月12日(日)午後1時30分から大阪教育大学天王寺キャンパスで開催されました。大阪府内の識字学級、識字・日本語教室、夜間中学校関係者らが集い、交流しました。参加団体は34団体、参加者は270人です。

全体会での司会は、堺識字・多文化共生学級「つどい」、住吉輪読会、日之出よみかき教室(木)の学習者が中心となってすすめました。
森実実行委員長による開会のあいさつの後、参加学級・学校・団体名が司会から紹介されました。
加えて今年は、2つのプレゼンテーションがありました。
一つは岡田耕治さんによる俳句の紹介。学習者の俳句を紹介しながら、識字運動のあり方について考えるお話しでした。もう一つは、これまでのよみかきこうりゅうかいのようすをスライドで紹介しながら、何を大切に取り組まれてきたのかをふりかえりました。

休憩をはさみ、「作文のひろば」、「おしゃべりのひろば」、「学習者参加による教室づくり」の分科会に参加者がそれぞれに分かれて交流しました。4.3事件や阪神教育闘争を経験した人たちが生い立ちを綴り発表してくれました。また、離れた国や地域で暮らす親への思いや日本での暮らし、地域で長年続けてきた運動から学んだこと、差別のなか生き抜いてきた経験を出し合い、交流が深まりました。

例年恒例のえんぴつポスターや取り組み紹介の模造紙などは、西館ホールまでの廊下に展示されました。また、識字月間缶バッジの販売や識字資料なども配布されました。
当日参加されたみなさま、運営に関わってくださったみなさま、ボランティアのみなさま本当にありがとうございました!

 

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