【報告】基礎教育保障学会第2回研究大会(大阪大会)

2017年9月3日(日)、大阪教育大学天王寺キャンパスにて、基礎教育保障学会第2回研究大会を開催されました。識字・日本語センター、識字・日本語連絡会は、現地実行委員会を構成する組織として研究集会大会に向け準備を進めてきました。

総会ののち、午前中は、「学びは生きる力ー学習者の生い立ちと願いに学ぶー」と題し、被差別部落の識字学級や夜間中学、地域の識字・日本語教室で学んでいる学習者のみなさんに登壇いただきました。今回の研究大会では、「学習者の声が響き渡る大会にしよう」という合い言葉のもと、全体会で学習者の方たちの声から学ぶリレートークを位置づけました。

登壇者のみなさんそれぞれが教室や学校でどのような学びを実践されているのか。また、これまでどのような思いを抱えながら生きてこられ、そして学びにであいどのように変わったのかを力強く語っていただきました。合言葉をまさに体現するようなリレートークになりました。本当にありがとうございました。

  

 

当日は、韓国から文解教育運動に関わる方5人が訪問してくださり、メッセージを寄せてくれました。午後からのポスター発表では、8団体がそれぞれの活動を紹介し、大会参加者との交流も行いました。

  

特別報告や自由研究発表、実践報告でも充実した議論が展開されました。夕方からの交流会にも50人以上の方が参加され、それぞれの実践を交流することができました。

  

今回の大会は、ご参加いただいたみなさんと、大会実行委員会を中心に集まってくださった多くのボランティアの力によって支えられ、開催することができました。
ご協力本当にありがとうございました。

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