識字・日本語連絡会第 25 回総会における記念講演は、前川喜平さんにお越しいただき、「 『教育機会確保法』を受けて 教育のありかたを考える 〜識字・日本語学習の未来を探るために〜」と題してお話していただきます。
前川喜平さん(前 文部科学省事務次官) 現在の日本の教育をめぐっては様々な課題が指摘されて います。制定された「教育機会確保法」は、それにどう応 えようとしているのでしょうか。法制定に尽力された前川 喜平さんに、法律制定に込めた願い、私たちが進めてきた 識字・日本語学習の取り組みとの関り、そして文科省でど のような思いで働いてこられたのかを存分に話していた だきます。
開催日:2018年5月26日(土)
スケジュール
13:00 開場・受付
13:30-14:30 識字・日本語連絡会総会
14:30-16:00 記念講演
会 場:HRC ビル5階ホール(大阪市港区波除4丁目 1-37)
定 員:150人(申込先着順)
参加費:500 円
対 象:識字・日本語学習・夜間中学の関係者、学校教員、市⺠など
【問い合わせ・申し込み先】
資料・会場準備のためメールで事前にお申し込みください。申込先着順の受付となります。
literacy▲call-jsl.jp(▲を@にして送信してください)
主催:識字・日本語連絡会
【前川喜平さんのプロフィール】
1955年生まれ、1979年に文部省(当時)へ入省し、様々な役職を歴任 2017年に文部科学省事務次官を退官後、自主夜間中学のスタッフとして活動中
※著書「これからの日本、これからの教育」 (ちくま新書) 2017/11/8 寺脇 研さんとの共著 より
【識字・日本語連絡会について】
識字・日本語連絡会は、1989 年に「国際識字年推進大阪連絡会」として発足しました。 識字、日本語教室の交流会の開催や地域連絡会の結成支援などに取り組み、大阪府、大阪市と協 力しながら「識字施策推進指針」の策定につなげる活動も行ってきました。また、全国的にも初 めてとなる「識字・日本語センター」(現・識字・日本語センター)の設置にも大きな 役割を果たしてきました。 2002 年に「識字・日本語連絡会」に改称。現在まで、識字と日本語、夜間中学にかかわる団 体や個人が加盟して、識字・日本語活動の充実と支援を進めています。